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休息の種類〜Active or Passive〜

こんにちはPerformance Center Oltreです。

今回は題名にもある通りアスリートが取り組む休息についての記事です。

休息といえばこれはもう身体、または精神休めることでそれ以上でもそれ以下でもないのですが…

とりかたによっては体を思うように休めることができなかったり、むしろコンディションが低下してしまったりと…休息をとるというのは意外とテクニックが要求されるものだと私は考えております。

そこで今回はどんな休息の取り方があってどんな効果が見込めるのか考察を簡単に紹介していこうと思います。

Contents

Active Rest

まずActive Restって聞いたことありますか?

これはRestとあることからまず休息であることい間違いはございません。

ただその前にActiveという単語がついているので一見すると少し矛盾したような感じになりますが…

これは強度の低い運動などをによって血行を良くしたりして身体的な疲労解消を促進したり、精神面のリフレッシュなどを目的として行われます。

Active Restの例

  • ウォーキング
  • ヨガ
  • ストレッチ
  • 軽い運動
  • etc.

一覧としましたが正直これに関してはあまり明確な定義があるわけではありません。

なので何でもありといえばありなのです(笑)

例えばテニスをやっている人ならばいつもの練習強度より抑えた形で練習を行うこともアクティブレストとして言えないことはありませんし、他の競技でもど同様です。

もちろんあくまでもRest(休息)なのでさらに疲労がたまらないように強度を抑えることが大前提となります。

なのでリフレッシュできる範囲でしたら汗をかいて動き回ったりすることも、このActive Restの中に含まれます。

しかし何事もそうですがこういった物には賛否両論付きまとうもので…

Active Restも例外ではなく効果が確認された研究もあれば、されていないものもあります。

個人的な考えとしては軽い運動やストレッチをすることで少なくとも血流が良くなることは間違いはないと思いますし、それに伴い乳酸あたりは多少なりとも素早く散っていくかと思われます。

しかしそれが不純物が云々とか毒素がどうとかそういう話になってくるとちょっと私の方でもズバリ言い切ることはできません…

なのでまとめるとActive Restの効能は以下のような形となります。

  • 血流の上昇
  • 柔軟性の向上
  • 乳酸を散らす
  • 不純物の除去(Maybe)

あまり目新しい結果はないかもしれませんがこれだけあればリカバリーの効果として十分期待できるものとなりますし、なによりアスリートにとって軽い練習で同時に休息がとれるならば感を鈍らせたりしないという面でメリットも大きいかと思われます。

しかしながらActive restとしてストレッチや軽い練習を取り入れればオフを入れなくても良いということには絶対になりませんので、指導者の方にはあくまでも疲労を軽減するという目的のもと普段の練習に取り入れていただきたいです。

Passive Rest

こちらはもう完全なるRest!休息です。

とはいえこれもぼーっとしていたり寝ていたりというわけではなく様々な手法が入ってきます

Passive Restの例

  • 睡眠
  • マッサージ
  • アイスバス
  • 湯船につかる
  • 電気治療
  • etc.

まあPassive(受身)という意味なので基本的には睡眠など自分で完結するものの他に、人に何かしてもらうようなイメージでいいかなとは思います…

しかしながらこのPassive Restもまた厳格な定義って見たことないのでサイトによってはマッサージはアクティブリカバリーに分類されていたり結構色々です…

私もなにかと参考にしたりするAmerican Council on Exercise (全米エクササイズ協議会?)ではマッサージは先に紹介したActive restと紹介されておりますが…どうもピンとこなかったため私の判断で今回はカテゴリ分けをしました。

先に紹介したActive restとPassive Restの間にどちらが優れているのか考えることに個人的にはあまり意味はないと思っていて、もちろん両方重要ですし使用していく場面ももちろん異なります。

Active restが運動しながら心体のリフレッシュを行えることに対して、Passive Restではそれができません。むしろこのPassive Restは体を完全に休めたい時、怪我やその他の不調にて体を動かせない時に輝く休息の形態かと思われます。

まとめ

先にもう述べてしまっていますがActiveとPassiveどちらが優れているかと考えることに意味はなく、これは双方を上手く行うことで日々の疲労を取り除いていくことが重要となります。

プロではまずありませんが、学生などでスポーツによっては一日の内に何試合か行う場合があると思います。

こういった場合、ストレッチやタイガーテイルなどでマッサージを行ったりなどの対応が、次の試合にむけてのコンディションの調整として一定の効果があるとの研究結果はたくさんでております。連戦でのパフォーマンス低下で悩まれている方は是非積極的に行いましょう。

もちろん連戦などがなくとも試合後すぐに体のケアを行うことで疲労を最小限に抑えることができますので、しっかり食事と睡眠のとるのはもちろんのことですがプラスαでこういったところもしっかり意識して取り組んでいきただきたいです。

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