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アスリートとお風呂とリカバリー

こんにちは!

Performance Center Oltre、トレーナーの岩本です。

11月になってきて朝晩はさすがに冷え込む時期となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

夏場はシャワーでさっと済ませていた方も多くいらっしゃると思いますが…

さすがにこの時期となるとゆっくりと湯船につかってリラックスしたいといった方も同時に増えてくているのではと思います。

温かいお風呂に入ることには、驚くべき健康上のメリットがいくつかあります。

今回はそんなお風呂がアスリートにとってどれくらいの有益なのかについて簡単にご紹介していきます!

Contents

筋肉のリカバリー

まず、筋肉のリカバリーにおいて温かいお風呂につかることで得られる効果は絶大です。
激しいトレーニングや競技後、筋肉は微細な損傷を受けそれが成長や強化に繋がります。

しかし、このプロセスをスムーズに進めるためには十分なリカバリーが欠かせません。
温かいお風呂に入ることで血液循環が促進され、酸素や栄養素が効果的に筋肉に供給されるようになります。

やはり傷ついた筋肉を修復するにはその部分に栄養がしっかりと集まり、かつ老廃物は素早く取り除かれることが必要不可欠。

こういった事が効率よく行われることにより筋肉の修復と成長が促進され、アスリートはより効果的なトレーニングを実現できるようになると考えられます。

ストレス軽減

次に挙げられるのは、温かいお風呂がもたらす精神面への効果、ストレスの軽減についてです。
アスリートは日々のトレーニングや試合、競争において高いストレスを受けています。

このストレスが長期間蓄積されると、心身の疲労や不調につながりかねません。
温かいお風呂に入ることで体温が上昇し筋肉の緊張がほぐれ、神経系がリラックス状態に移行することに繋がります。

そして同時に、温水によって神経が刺激され快適な感覚を得ることでmストレスホルモンの分泌が抑制され心身ともにリフレッシュされる効果が期待できます。

そのため、心地よい温かさのお風呂は、アスリートにとって究極のリラックス環境といえるでしょう。

怪我の予防

さらにお風呂は怪我の予防と治療にも役立ちます。

過度なトレーニングや競技によって引き起こされる怪我や炎症に対して、温かいお風呂は優れた緩和効果を発揮します。

温水に浸かることで体が反応し血管が拡張しその結果血流が増加します。

これにより、先ほど紹介したリカバリーもそうですが、ケガの部位に必要な酸素や栄養素がより迅速に供給されるようになります。

また、関節の柔軟性が向上し筋肉の緊張が和らぐことで怪我のリスクを低減する効果も期待できます。

特に冷え性のアスリートにとっては、温かいお風呂は血行促進により全身を温め、怪我の回復をサポートする一環となります。

免疫機能の向上

温かいお風呂は免疫機能を向上させる一因ともなります。

激しい運動によって一時的に免疫機能が低下することがありますが、温かいお風呂によって体温が上昇することで免疫細胞の活動が刺激されます。

特に入浴後の冷却効果が、免疫系に活力を与えることが研究で示唆されています。

したがって、定期的に温かいお風呂による入浴療法はアスリートが感染症や風邪に対抗するための免疫力を向上させ、高いパフォーマンスを維持する一翼を担います。

睡眠の質

アスリートにとって睡眠は非常に大切でこの質の向上させることは非常に大きな意味を持ちます。

良い睡眠は体内のホルモンバランスを調整し、心身ともに回復をサポートします。

十分な睡眠がなければ、トレーニングの成果が十分に発揮されず、さらにはケガのリスクも高まります。

入浴によって体温が上昇し、その後に急激に下がると自然な睡眠誘導効果が生まれるので睡眠の質を向上させることに繋がります。

また、入浴後のリラックス効が継続されることで深い眠りに誘導され、より効果的な睡眠を享受することもできます。

これによって、アスリートは次の日のトレーニングや競技により良いコンディションで臨むことができる様になるのです。

最後に

ここまで入浴がアスリートにもたらす効果についてご紹介してきたので最後はお勧めの入浴方法についてご紹介していきます。

入浴時間: おおよそ15〜30分程度の入浴が一般的に適しているとされています。これは十分なリラックス効果や血行促進を得るのに十分な時間であり、長時間の入浴は逆に脱水や体温上昇のリスクを伴う可能性があります。

お風呂の温度: 典型的なお風呂の温度は約40度から42度程度が一般的です。これは体温よりわずかに高い温度であり、心臓への負担を最小限に抑えつつ、体を十分に温めることができます。ただし、個々の感覚や忍耐力にも依存するため、自分が快適と感じる温度で入浴することも重要です。

入浴のタイミング: トレーニングや試合の後、または休養日に入浴することが一般的です。トレーニング後に入浴することで筋肉のリカバリーが促進され、疲労物質が排出されやすくなります。また、休養日に入浴することで疲労の蓄積を軽減し、次のトレーニングや試合に備えることができます。

いかがだったでしょうか?

既にご存知のことも多かったかもしれませんが、入浴がアスリートにもたらす絶大な効果を改めて確認できたのではないでしょうか?

もちろん、アスリート以外の方も日々の仕事で心身ともに疲れ切っていたりする方も多いと思いますので、ぜひこれから来る寒い冬をお風呂にゆっくり入って乗り切っていただけると幸いです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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