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筋肉以上!?パフォーマンスを左右する大事な組織。

こんにちはATCのだびでです。

今日はタイトルにある通り皆さんが大好きな筋肉とはまた別の体の組織でアスリートのパフォーマンスに大きく影響を与える【結合組織】、その中でも靭帯について少々語っていきたいと思っております。

簡単に説明しておくととは筋肉の端っこから骨にくっついる部分です。

この2つの組織に関してですが、多くのアスリートそしてコーチに至るまで正直怪我などをした際にしか意識しないことが多いです。

下の写真だと白くてTendon(テンドン)となっているところがそれにあたります。

10 Facts About Tendons - Telma Grant, P.T.

一方で靭帯は筋肉から伸びているのではなく骨と骨をつなげている組織です。

New ligament discovered in knee, Belgian surgeons say - BBC News

上の画像は膝関節ですが、この様に無数の靭帯が各関節にて骨が変なところに行かないようにサポートしています。

でまあ腱と靭帯二つ紹介しておいてなんですが今日のメインはについてです。
というのも人体に関しては骨と骨をつなげて安定性やらなんやらを出してはくれますがこれが自分で伸縮したりとパワーを発揮するといったものでもないので今回は紹介だけです。

Contents

腱の硬さとパフォーマンスの関係性

腱の硬さと垂直飛びの高さには相関関係があるとされており、これ実は腱が硬い方がこういった記録は伸びることが研究では確認されております。

そしてこの腱の硬さ、そして機能を向上させることに向いているのがプライオメトリクスというエクササイズでしてこれはジャンプなどの自らをバウンドさせる動きやスプリントの様な動きです。

まあプライオメトリクスに関しての解説はここではしませんが前述した通りこれは筋の機能や硬さを向上させますが一方でデメリットもしっかり存在し、それはその硬さ故に怪我の発生率も高くなるということです。

もちろんストレッチをすることやそもそも動きやトレーニングの速度や反動の有無をかえることで硬さに関しては解決できるのですが、そうするとパワーが落ちるのではなどまあバランスは難しいところです。

しかしながらこの腱の機能は18歳までにどんな負荷をかけたかによって大体決まってしまうのではないかというデータがあります。

なので18歳までのトレーニングの内容がそのアスリートの将来を大きく左右する可能性も大いにあるので適当なトレーニングを行ったのではだめなのです。

自分でも書いていていかにコンディショニングやトレーニングの奥の深さを改めて実感させられます…

栄養と腱の機能

トレーニングやコンディショニングとの腱の関係についてお話ししましたが、ではこれをもっと違う方法、栄養で補うことが可能なのかについてここからは考察していきます。

そしてこれに関しては正直にいうと研究の例が少ないので、限定的な情報にはなってしまうのですがその中でもこれはという結果を紹介してきます。

まずプロテインを摂取することで筋肉の合成が促進されるということは広く知られておりますが、実は腱に対しても多少の効果があることが確認されています。

次にこれはまだ動物実験のみでしか行われていないとされていますが、ビタミンCとプロリンという物質が腱には良いのではといわれております。

まあ実際に経験則的なもので、すでにこの2つの物質を摂取させているトレーナーや機関はそこそこ存在している様で、具体的にはトレーニングの30分前などに体重に合わせて摂取させたりするようです。

もちろん前述した様にこの二つの物質の効果のほどはまだ科学的には証明というか確認されていないとのことです。

最後に

今回は少しだけという結合組織に焦点をあてて文章を書きましたが、まあどんな組織も適切なトレーニング(負荷)と栄養なくしては発達しません。

そしてもちろん人の体全般に言えることですが多くのことはいまだ未知の部分が多いので今後研究が進むにつれて現在の常識はどんどん覆されていくことでしょう。

なので今日書いた内容が数年後には全くのゴミ情報に成り下がっている可能性も大いにあります(笑)

ただこの記事の内容は全てこれまでの研究で確認されている紛れもない事実ではあるので、どこか一つでもこれを読んだ方が今後の自身のまたは選手のトレーニング指導の参考にしていただけると幸いです。

なにか質問などがございましたらご遠慮なくコメントなどでお聞きください。

もちろん私の知識にも限りはございますのですべての疑問に答えられるかは甚だ疑問ではありますが…

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