夏場の水分補給で気を付けたい【低ナトリウム血症】
こんにちは!
Performance Center Oltreです。
今回はタイトルにある【低ナトリウム血症】について少しだけお話していきます。
とはいえ、この低ナトリウム血症というワード、あまり聞き馴染みのない人も多いのではないでしょうか?
そんな方のためにまずはほんの少しだけこの低ナトリウム血症についてご説明していきます。
Contents
低ナトリウム血症
まず基本的なところですが、ナトリウムというのはまあざっくり言うと【塩】のことです。
塩というとなんだかあまりとらない方が良いと思っている方多いと思いますが…
実は私たちの体の中で塩はしっかりと働いてくれているのです。
そしてこれは体中、そして血液の中にも含まれており、私たちが生きていく上で必要不可欠なものです。
そして、低ナトリウム血症というのは血液に含まれている塩分の濃度が、大きく低下してしまう症状のことです。
通常の健康的な状態であれば、血中のナトリウムの濃度は体が上手い事調整してくれます。
しかし、その調整が上手い事いかなかった場合にこの低ナトリウム血症が起こってくるのです。
何故おこるのか?
塩分は主に汗と尿によって体外へと排出されてしまいます。
そのため、大量に汗をかく夏場は汗とともに多くの塩も体の外へとでていっているのです。
汗がしょっぱかったり、乾いた後にシャツに白い後がつくなどは多くの方が経験していると思います。
そのくらい大量の塩がでているのです。
もちろん水分も塩分も出ていった分をきちんと補充をすることができれば大した問題にはなりません。
問題はその補充方法を間違えてしまった時です。
要は水分と塩分が体から出ていってしまっているのに水分の方しか補充されない場合です。
なので低ナトリウム血症が起こる一つの大きな理由は、大量に汗をかいている中で水だけを摂取し続けることにあります。
予防方法
現代には健康に関する様々な情報が飛び交っています。
その中でスポーツドリンクに多少なりとも嫌悪感を覚えている人が少なからずいます。
もちろん私自身もスポーツドリンクのファンでもなければ愛飲者でもありません。
なので、基本的に普段の生活でこれを飲むことはありませんが、例外があります。
それは夏場に屋外で長時間、大体90分以上の運動をする際です。
この時ばかりは私はスポーツドリンクを飲むようにしています。
1つは運動に必要なカロリーを補充するため。
2つ目が塩分を含むミネラルなどの補充をするためです。
やはりこの2つを抑えて夏場の補給を行っていくことがパフォーマンスを落とさない何よりの方法です。
注意事項
ただし、運動を減量のためにおこなっているという人に対しては少々話が変わってきます。
というのはやはりカロリーです。
エネルギー切れを起こさないようにスポーツドリンクには正直かわいくないカロリーが含まれています。
なので減量の最中にこれを飲むのはさすがに避けたいところです。
その場合は水分と塩分を含むミネラルを摂取するためにタブレットタイプの物がおススメです。
様々な商品がありますが、中にはカロリーが低めの物もあると思うので、水分と一緒にこれを活用しましょう。
もちろん摂取しすぎればカロリーも塩分も過多になりますのでそこは十分ご注意ください。
最後に
本当にざっくりとした説明となりましたがいかがでしたか?
まあ要は水分と同様に塩分の摂取も大切だということです。
なにも難しいことではありません。
日ごろからスポーツに勤しんでいる方は、汗にからでる塩分の量などが少なくはなりますが、
それでも全くでないというわけにはいきません。
低ナトリウム血症になったことがないからといって高をくくらずにしっかりと補給をお願いします。
夏はまだまだ続きます。
熱中症や今回ご紹介した低ナトリウム血症などに気を付けて乗り切っていきましょう!
それでは本日はこの辺で。
最後お読みいただきありがとうございました!
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