アスリートにオススメ?【イチゴ大福とその健康効果】
こんにちは、Performance Center Oltreです!
本日4月15日はよ(4)いいち(1)ご(5)の日ということでイチゴ大福の日!
ということでイチゴ大福とトレーニングへの効果について簡単に考察していきますのでイチゴ大福とトレーニングが好きな方は是非ご覧になってみてください!
まずはイチゴ大福が何から構成されているかおさらいすると、イチゴとあんこと餅ですね。
これらはそれぞれ異なる栄養価と健康効果を持っておりまして、それぞれが素晴らしい栄養素を含んでおります。
以下では、これらの食材が持つ健康効果について科学的な研究を基に詳細に解説していきしょう。
Contents
1. イチゴの健康効果
抗酸化作用
イチゴはビタミンC、マンガン、フラボノイド、クエルセチン、カエンペロールなどの抗酸化物質を豊富に含んでいるとされています。
これらの成分は体内の自由基と戦い酸化ストレスから細胞を保護することが研究により示されています(出典:Journal of Agricultural and Food Chemistry, 2011)。
そのため、この抗酸化作用によって心血管疾患のリスクを低減し炎症を抑える効果があるとされています。
また、激しい練習やトレーニングで発生する酸化ストレスから細胞を守ってくれる効果が大いに期待もできます。
そのため、まずはイチゴ単体でみると強い抗酸化作用によりアスリートや筋トレ民の大きな味方であると言えます!
心血管系の健康支援
次にイチゴの摂取は血圧の低下に寄与するとされています。
これはフラボノイドの一種であるアントシアニンが血管の健康をサポートし、動脈硬化を防ぐとされているためです(出典:American Journal of Clinical Nutrition, 2013)。
また、イチゴの摂取はLDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐ効果も報告されています。
LDLコレステロールはそれ単体でもあまり歓迎できるものではありませんが、酸化するとさらに厄介度がましてしまい先に挙げたような動脈硬化などの心疾患系の病気の引き金になりえるとされています。
アスリートであればそこまで気にするようなことではないかもしれませんが、LDLコレステロール値などが気になる人にはイチゴは良い食材であると言えるかもしれません。
血糖値の管理
イチゴに含まれる食物繊維が血糖値の急上昇を抑える助けとなることがわかっています。
またイチゴは低GI(グリセミック指数)の食材であるとされているため、糖尿病リスクを管理するのに役立つ可能性あります。(出典:Journal of Nutrition, 2011)。
急激な血糖値の乱高下は体にとってあまり歓迎するような現象ではありません。
もちろんトレーニングや練習をする際に低血糖な状態であるのも問題ですが…
そのためイチゴの様な食材を運動する30分ほど前に軽く摂取しておくのは良い考えかと思います。
2. あんこの健康効果
あんこ、または小豆の甘いペーストは特に日本の伝統的な菓子でよく使用されますね、
あんこの原料である小豆自体が持つ健康効果は多岐にわたり、以下でその主な健康効果を詳しく解説していきます!
心血管系の健康支援
小豆は高い食物繊維を含み、特に溶性食物繊維の量が豊富とされています。
この溶性食物繊維は水に溶けてゲル状になり、消化器官を通過する際にコレステロールを捕捉して体外へ排出するのを助けます。
これにより、血中コレステロールの低下に寄与し心血管疾患のリスクを減少させる効果が期待できます。
抗酸化作用
イチゴと同様に小豆には豊富なポリフェノール類が含まれおり、特にアントシアニンという物質が強力な抗酸化作用を持っています。
抗酸化物質なので、もちろんのこと体内の自由基を中和し細胞の酸化ダメージを防ぐことにより、慢性疾患の予防する効果をもちます。
また、抗酸化作用は体の内部のみならず皮膚の健康維持や老化防止にも役立つとされています。
屋外で活動して日々紫外線にさらされているアスリートにとってこれは非常に大きな味方であると言えますね。
血糖値の調整
小豆は低GI(グリセミック指数)食品であり、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
そのため食物繊維とタンパク質の相乗効果で食後の血糖値がゆるやかに上昇し糖尿病の管理に有効です。
また、小豆はインスリンの感受性を改善する効果があるとも報告されています。
とはいえ…
あんことなると甘みを出すためにかなりの砂糖を投入されているため手放しで健康的な食材とするのは微妙な感じもあります…
そのため、調子にのって大量に摂取してしまうのは控えた方が良いかもしれません。
消化器系の健康支援
食物繊維が豊富な小豆は、消化器系の健康をサポートします。
便の量を増やし便通を良くすることで便秘の予防と解消に役立ちます。
さらに良い腸内環境を促進することにより、全体的な消化吸収の効率を向上させることができます。
アスリートやトレーニーの中にも慢性的な便秘などに悩まされる人は実は少なくありません。
そのため、小豆とイチゴに含まれる食物繊維でそういった症状が少し改善する可能性があるためイチゴ大福は甘味として優秀ですね!
3. 餅の健康効果
エネルギー源としての役割
最後にイチゴとあんこを包んでいる餅について考察していきます。
餅はもちろんのこともち米から作られるので、炭水化物ということになり素早いエネルギー源となります。
また基本的には餅も血糖値を急激に上昇させたりといったことは起こさない低GI食品とされています。
そのため、エネルギーを迅速に必要とする状況や持久力を必要とする運動時にも安定して長い時間エネルギーを筋肉へと供給してくれる非常にありがたい食品となります。
また、餅に含まれる炭水化物は、運動後のグリコーゲンの合成を助けることが研究によって示されています。
これは運動による筋肉疲労の回復を早め、次のトレーニングへの備えを助けるので運動中はもとより疲労を回復するためのリカバリー食品としても優秀だということができます(出典:Journal of Applied Physiology, 2004)。
総合的な健康への寄与
以上のことからイチゴ、あんこ、餅のこれら三つの食材は、バランスの取れた食事においてそれぞれ異なる健康効果を提供してくれるということができます。
イチゴの抗酸化作用、あんこの心血管保護効果、餅のエネルギー供給能力は日常的な健康管理に有効でアスリートのおやつとしても優秀であると言えるでしょう。
そのため、それぞれの食材が持つ栄養素の相乗効果により様々な健康問題の予防が期待できるため食べ過ぎるのは問題外ですが、他の変なお菓子を食べるよりはエネルギーの供給源や健康の側面からもよいということができます。
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