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ファイバーの日

こんにちはPerformance Center Oltreです。

本日5月18日はファイバーの日。

英語にすると、というかそもそも英語ですがスペルはFiberとなっており、これは何かというと繊維ですね。

もちろん繊維といっても様々な物がありますが、本日5月18日のファイバーの意味は食物繊維ということです。

この食物繊維、なんとなく我々の健康を維持するためにはとても重要なものであるということは多くの人が認識しているとは思いますが、じゃあどのような働きを我々の体内で行ってくれているのかというのはあまり知られていないと思います。

なので今回は食物繊維を摂取することで我々が得られる恩恵について、Performanceとの関連と合わせてご紹介していきたいと思います。



Contents

食物繊維とは

vegies on blue surface

いまさら言うこともないと思いますが、食物繊維とは主に野菜や果物から摂取できるもので、人間の体が基本的には消化できない物のことを指します。

もし消化できたならば、人間は植物からより多くの栄養を摂取することが可能となるわけですが…残念ながら現状それは叶いません。

牛なんかは人間には消化できない食物繊維を、時間はかかりつつもしっかりカロリーとして吸収することができるため、草だけ食べていても大きな体を維持していることができるわけです。

話はそれましたが、この食物繊維の一日での摂取量目安は厚生労働省によると男性で21g以上、女性で18g以上とされています。

数字だけ見てもあまりピンとこないかもしれませんが、割としっかりと野菜や果物を食べていないとこの数値には届きません。

実際に現代人の食物繊維の摂取量は世代にもよりますが15g前後だとされており、目安となる数値を摂取できている人は少数であることが予想されます。

そのため、現在あまり野菜も果物も摂取できていないという方は今日をきっかけに少し意識して摂取を初めていただければと思います。

2種類の食物繊維

食物繊維には大きく分けると2種類存在しており、それが水溶性不溶性です。

これは水に溶けるかそうでないかという分類の仕方ですが、それぞれ体の中での働き方もそれによって変わってきます。

水溶性

水溶性の食物繊維は体内で水に溶けてゼラチン状になり体内で消化の吸収等を遅らせる働きがあるとされています。

そのため、急激な血糖値の上昇を抑制するなどの働きがあるとされてり、糖尿病等の生活習慣病などの治療の際にもこういった食物繊維を意識して摂取することを勧められたりもします。

そしてこれはアスリートにとっても大きなメリットとなります。

腹持ちが良くなり、血糖値の乱高下が抑えられることでエネルギーをより安定して長時間筋肉へと供給することができる様になるためです。



不溶性

こちらの食物繊維は水には溶けませんが、逆に水を蓄える働きをもっており、腸の中で水を含むことによって便のカサをまし腸を刺激することで速やかに体外へと便を排出させるための働きを担っています。

また腸内細菌、特に善玉菌と呼ばれる種類の細菌の栄養源となることもしられており、様々な面から腸内の健康を支えてくれる存在です。

パフォーマンスへの効果

women playing volleyball inside court

先に紹介した様に食物繊維には様々な効能があり、他の栄養と並んで日常的に摂取吸うことが必要不可欠な栄養素となります。

ただし摂取することでスポーツのパフォーマンスが向上したりするかというと…

残念ながらそういった類の栄養素ではありません。

むしろ一度に大量に摂取することで場合によっては腸内のバランスが崩れて下痢をしたり、また便秘気味になったりと良い事はありません。

そのため普段から適度な量を摂取することが長期的なパフォーマンスの向上を計るうえでは必要となります。

最後に

ここまで食物繊維の情報を読んでみていかがだったでしょうか?

野菜や果物を普段あまり食べない人も、今後はもう少し多めに食べてみようかなと思っていただけましたでしょうか?

本日5月18日のファイバーの日をきっかけに少しでも意識してこの素晴らしい栄養素を十分に摂取する人が増えることを心より願っております。



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