アスリートはおせちでパフォーマンス向上!
こんにちはPerformance Center Oltreです。
今回はご家庭で食べるかどうかは別として、日本国民ならば誰もが知っている正月の定番料理。
おせち料理について、どの食材を食べるとパフォーマンス向上に役立つのか。
ハードなトレーニングや練習をつむアスリートはどの料理を食べた方が良いのか。
独断と偏見でピックアップし、ご紹介していきます。
Contents
黒豆
まずは黒豆、家庭ごとにおせちには様々なバリエーションがあるとは思いますが、
この黒豆がラインナップから外れることはそうそうないのではないでしょうか。
ではなぜこの黒豆がパフォーマンス向上に役立つのかというと、
一言で言えばこの黒豆は栄養の宝庫だからです。
黒豆には筋肉や骨を構成する際に必要不可欠なたんぱく質はもちろんのこと、
抗酸化物質であるアントシアニンや腸内環境を健康に保つオリゴ糖と食物繊維が豊富です。
そのため、おせちに入っていたらしっかりと食べておきたい食品の筆頭です。
※もちろんカロリーもそれなりにあるのであまり食べすぎるのは禁物です。
数の子
こちらもおせち料理の中には必ずといって良いほど入っている料理と言えるでしょう。
卵ということでこちらもたんぱく質の含有量はかなり多いです。
とは言えたんぱく質目当てで食べるなら他にも良い料理はたくさんあります。
この数の子の素晴らしいところはEPAとDHAが多く含まれているというところです。
ある研究ではEPAとDHAを摂取すると持久力がわずかに向上したとの結果もあり、
その他にも疲労回復が促進されたとの結果も出ています。
普段あまり食べることのない数の子ですが、正月は意識して食べる様にしてみましょう!
紅白かまぼこ
このかまぼこという料理、良質なたんぱく質の塊です。
さらには先に紹介した数の子と同様にEPAやDHAも豊富に含まれているので、
アスリートやトレーニーがこれをお正月に食べないのはもはや罪。
またデンプンなどの糖質もしっかり含まれている製品が多いので、
スポーツやトレーニングをする前に食べていただければ運動中の
エネルギーの枯渇を抑えることもでき、後に食べれば運動で消費した
エネルギーを素早く補充することができます。
酢だこ
これは地域によっておせちに入る場合とそうでない場合があります。
しかしながらこのタコに含まれる栄養は無視できないと考え、
今回はご紹介させていただきます。
まずこのタコにはたんぱく質やビタミンA、そしてビタミンBが含まれていますが、
注目すべきは何といってもタウリンが豊富に含まれているということです。
タウリンというと良くテレビCMなどで紹介される有名な栄養ドリンクに入っていますが、
やはりこれも我々のパフォーマンスを向上させるには絶好の栄養です。
とはいえこちらのタウリン、別に特別な栄養というわけでもなく、
魚介類に多く含まれているとされており、実は人間の体内でも生成されています。
ただし極々少量だとされているので、やはり意識して摂りたい栄養ではあります。
そしてこのタウリンは主に疲労の軽減等で効力を発揮するとされています。
運動の1~3時間前くらいに摂取しておけば、もしかしたらトレーニング中、
そして練習時に疲労を感じづらくなるかもしれません。
エビ
少々海の幸の割合が多くなっている気はしますが…
エビに含まれる栄養は実に豊富で、筋肉の修復に必要な栄養であるたんぱく質を多く含みつつ、
脂肪分が非常に少ないのでついつい体重が増えてしまうお正月にはうってつけの食品。
もちろんそれだけではなく、非常に強力な抗酸化物質であるアスタキサンチンを多く含んでいるのです。
抗酸化物質は激しいトレーニングや練習によって起こる酸化から体を守る役割を担ってくれます。
ついでに皮まで食べることでついでにキチンという動物性食物繊維も同時に摂れます。
なので皮が嫌いでなければしっかり食べることをお勧めいたします。
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